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【沖縄の高校生必見】大学入試で「総合型選抜」が増えているのはなぜ?

「大学入試=一般入試」というイメージは、もう昔の話になりつつあります。実はいま、沖縄の高校生たちの進路選択でも、総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜で大学に進学するケースが増えています。

では、なぜ総合型選抜がここまで拡大しているのでしょうか?その背景と、これから受験を迎える高校生・保護者が押さえておきたいポイントを整理してみました。
(この記事は、沖縄・首里に拠点を置く山川義塾 が執筆しています。)


総合型選抜が増えている3つの理由

1. 大学側の事情

  • 少子化で受験生が減少 → 幅広い学生を確保したい
  • 学力試験だけでなく、探究心・主体性・課外活動の経験を評価したい
  • 大学の教育方針に合う学生を早めに確保できるメリット

2. 高校生にとってのメリット

  • 部活や探究活動など、自分の得意分野を活かせる
  • 一般入試よりも早く合否が決まる安心感
  • 学校推薦型よりも自由度が高く、挑戦できる幅が広い

3. 社会の流れ

  • 「学力偏重からの脱却」 → 思考力・表現力・主体性を重視
  • 文部科学省が総合型・推薦入試の割合拡大を推進
  • 大学入試改革(共通テスト導入など)と合わせて、多面的評価へシフト

沖縄の高校生が準備しておきたいこと

総合型選抜は「活動の積み重ね」と「表現力」がカギです。

  • 志望理由書 … 早めに作成し、学校や塾の先生に添削してもらう
  • 面接・プレゼン練習 … 繰り返し練習し、人に見てもらって改善を重ねる
  • 探究活動・課外活動 … 高1・高2からの取り組みがそのまま強みに

「高3からの付け焼き刃」では足りないことも多いため、早めの意識づけが大切です。


保護者へのアドバイス

  • お子さんの活動や強みを一緒に整理する
  • 志望校の入試方式を早めに調べて共有する
  • 推薦・総合型一本に頼らず、一般入試も並行して準備するよう声かけ

まとめ

総合型選抜は一部の特別な生徒だけのものではなく、沖縄の多くの高校生に開かれたチャンスです。その一方で、合格には早めの準備が欠かせません。

これから大学受験を控える高校生は、ぜひ活動や学びを意識し、準備を始めてみましょう。保護者の皆さまも一緒に計画を立てて、子どもが自分らしく挑戦できる環境を整えていただければと思います。


山川義塾からのご案内

山川義塾では、総合型選抜の志望理由書の作成・面接練習・学習計画のサポートを行っています。沖縄で大学受験を控える高校生・保護者の方は、ぜひ一度ご相談ください。

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