子どものやる気が続かないときの親の声掛け
はじめに
中学生になると、勉強や部活、友達関係などで心も体も忙しくなります。最初はやる気にあふれていても、途中で気持ちが切れてしまうことは自然なことです。そんなときに、親がどんな声をかけるかで、お子さまのやる気は大きく変わります。

1. 「結果」ではなく「過程」を認める
「テストで何点?」よりも
「昨日は自分から机に向かってたね。すごいよ」
と努力の過程を褒めることで、「やったこと自体が認められた」と感じられます。結果よりもプロセスを評価することが、やる気の土台になります。
2. 気持ちを代弁して共感する
「疲れてるんだね」「今日は集中しづらいよね」と気持ちをそのまま受け止めてあげると、子どもは安心します。「わかってもらえた」と思えるだけで心が軽くなり、再び取り組むエネルギーにつながります。
3. 小さなゴールを一緒に作る
やる気が続かないときに「全部やろう」と思うと負担が大きすぎます。
「5分だけやってみよう」
「この1ページだけやってみよう」
とハードルを下げる声掛けで、小さな達成感を積み重ねていくことが効果的です。
4. 失敗を前向きにとらえる
やる気が途切れるのは失敗ではありません。
「続かない日もあるのが当たり前」
「今日は充電の日にしよう」
と伝えることで、子どもは安心し、切り替えが早くなります。
5. 親自身が「姿勢」を見せる
「早く勉強しなさい!」と言うよりも、親が読書や仕事に集中している姿を見せることが、一番の背中押しになります。「やる人がそばにいる」ことは、言葉以上の影響力を持っています。
おわりに
中学生は多感な年頃です。親が干渉しすぎるよりも、塾にいる時間でしっかりと学びに向き合い、家ではリラックスできる環境をつくることが大切です。家庭学習については本人の自主性を尊重し、親子の時間を大事にするスタンスが望ましいと考えます。
山川義塾では、まさにそのスタンスを大切にしています。
「生徒 × 保護者 × 塾」が三位一体となり、一人ひとりの学びを伴走して支えていきます。
お子さまの勉強に対する姿勢や、やる気の継続にお悩みの保護者の方は、ぜひ一度山川義塾にご相談ください。