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音楽・絵画・おもてなし・英会話の授業を通して平和を考える ~うりずんの季節に想いを寄せて~

今年は戦後80年、そして昭和100年という節目の年。
私たちが今一度「平和」について考える大切な年となりました。
マナブ学童では、さまざまな授業を通して、子どもたちとともに平和への想いを深めました。

音楽教室
「月桃の花」をみんなで歌いました。
誰もが親しめる、軽やかで繰り返しのあるメロディに乗せて、6番まである歌詞の中には、平和への深い祈りと誓いが込められています。歌いながら、その想いが心にしみわたっていきました。

絵画
月桃の花を描きました。
「むーちーの葉っぱ」としてもおなじみの月桃。子どもたちは、葉や花をよく観察し、香りをかぎ、味わいながら一枚一枚ていねいに描きました。完成した作品は、階段の壁に展示し、登るたびに花のやさしさが感じられるようになっています。

おもてなし
授業では、先生がご自身の戦争体験を話してくださいました。
「戦時中、小学生だった私は山原の山に避難してとても怖かった。でも、月桃の花が優しく微笑んでくれているようで、とても癒されたんです。だから、私にとって月桃は一番好きな花です。」
月桃の花は、怖さの中にもぬくもりや希望を与えてくれた存在だったことを、子どもたちは静かに受け止めていました。

英会話
英語絵本『PEACE』の読み聞かせを通して、「平和ってどんなときに感じる?」をテーマに子どもたちと話し合いました。
「友だちと笑い合っているとき」「家族とごはんを食べているとき」など、日常の中の“平和”をたくさん見つけました。
うりずんの季節。
命が芽吹き、風が優しくなるこの時期に、
子どもたちとともに平和の意味を見つめ直すことができたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。

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